687908 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

IMAGINE

IMAGINE

「グレース(神の恵み)、、」

クリエーター・シリーズ レッスン4
「グレース(神の恵み)の中で創造する」
クリムゾン・サークル 2000年11月11日
--------------------------------------------------------------------------------

トバイアス: それではここにお集まりの親愛なる友たちよ、そして教師達よ、私達はあなた方と再び私達のサークルに、この聖なる空間に集いました。この日私達は、あなた方に挨拶と感謝と敬意をもたらしています。親愛なる友たちよ、ここでしばらくの間、このサークルの中に一緒に現れつつあるエネルギーを深く呼吸してください。深く吸い込んで、あなた方の生体中に行き渡らせて下さい。そしてあなた方のスピリット中に行き渡らせて下さい。深呼吸をして、あなた方の存在の中にこのエネルギーを受け入れて下さい。
それではこれから少しの間、私、トバイアスが、カウルダー(ジェフリー・ホップ)と呼ぶ者、私が「我が息子」(クスクス笑)と呼ぶ者を通じてお話しいたします。ここにいるあなた方それぞれ、今このサークルにいるすべてのエンティティ(存在)達と、しばしの間ワークし、エネルギーをバランスさせ、調整し、ここに新しいエネルギーを織り上げていきます。その間、親愛なる友たちよ、そして教師達よ、あなた方はこの日与えられるすべてのことに対して、素直にあなた方のハートと存在を開いてください。今、この空間に入る者達に対して、今日この日、ヴェールの向こう側からあなた方と一緒にいるためにやって来た者達に、あなた方のハートと存在を開いてください。

あなた方がこのようにファミリーとして集まる時は、あなた方は、あなた方の新しいエネルギーの中で前進するために癒し、学ぶ意図と共に集まっているのです。それがヴェールの向こう側にいる私達のための通路を開かせ、あなた方と一緒になって私達は新しい空間、新しい次元を創るのです。私達は共に、あなた方の新しい地球のための新しいエネルギー・テンプレート(鋳型)と織物を創り出すのです。

今ここにあるエネルギーを感じて下さい。それはあなた方の中、そして周り中にあります。ここにある平和と愛と喜び、そして溢れ来ている黄金色を感じて下さい。親愛なる教師達よ、これが新しい地球のエネルギーなのです。これがあなた方の神性の時のエネルギーなのです。それを今、自分自身に感じさせてください。

私達にとって、ここにいるのは大変な喜びを与えてくれます。というのは、このように私達が近くに来ることは、しばしば困難だからです。多くの場合、あなた方とこのように語ることは困難なのです。私達にとって、このエネルギーは、このように人間達と、シャーンブラと、私達が愛する者ととても近くで、ここにいられることのお祝いの一つなのです。私達、ここに今日やって来ているエンティティ達は、これまで私達が引き離されていた距離がだんだん、だんだん短くなっていることを知って、喜びの中でここで踊っています。あなた方自身の生涯で、この地球上での生涯で、そして特にこの生涯で成し遂げたワークによって・・・私達がこのようにずっとより近くにいけるように、ヴェールが開かれたのです。

これまでずっと、あなた方は自分達にはヴェールがあると思っていて、私達のところまでそれを越えて到達しようとしてもできなかったのは、ひょっとしたらあなた方が何かが欠けていたからだと考えていました! 友たちよ、その反対なのです。ヴェールは厚かったのです。あなた方が大声で助けを求めている時でさえ、また祈りを捧げている時でさえ、あなた方のところにやって来るのは難しかったのです。その地点を越えるのは困難でした。そこで今夜は、それについてもう少しお話ししようと思います。あなた方が生み出した愛、あなた方が為した行為が私達をずっとより近くに来ることを可能にしました。そして今日、とても、とても近くにやって来ています。

しばらくの間、私達の愛を感じとってください。ここに一人一人お座りの皆さん、そしてインターネットからこれを聞いている皆さん・・・そしてこれを読んでいる皆さん、あなた方それぞれに対して私達が持っているメッセージを感じ、意味を理解してください。今この時の中で私達を感じてください。この時の中で、私達があなた方に持っている言葉や考えを聞いてください。

さて、私達は注意深く見つめてきました! あなた方がこれまでの三つのレッスンを通り抜けてきた間、私達はここのファミリーの人達、クリムゾン・サークルの人達とワークしてきました。それらのレッスンがいつも易しいものではないことを、私達は分かっています。しかしそれ以上に、あなた方のほうに、まずすべてのものをあるがままに受け入れ、そして低い塀の後ろ側に立ち、行動の裏にある二元性を見つめ、観察しようとする強い決意がありました。ごく最近、ここ2~3日の間に、あなた方はこれを理解する絶好の機会を得ました。(アメリカ大統領選挙) 友たちよ、この二元性に引き戻されたい願望はありませんでしたか? それでも、ただ観察することによって、あなた方は人間のエネルギーについて何が学べるのか・・・あなたの自己について何が学べるのかわかりましたか?

それから、あなたの人間の自己を受け入れるというレッスンがありました。私達はあなた方が、自分のスピリチュアルな自己を極めて容易に受け入れることができるのはよく分かっています。人間の自己を受け入れるのは難しいことです。それで今夜は、もう一度これについてもう少し話してみましょう。

ああ、それから、さらにもっと難しいレッスンもありました - 自らの神性の時にいること、神なる自分でいること。おお、私達は、自分達の意図を声に出し、自分達の神性の時にいることを選んだ人々を見ました。でもそれは一瞬の間しか効果がありませんでしたが!(聴衆 笑) そしてあなた方は瞬く間に家族や同僚達によってそこから引き離されてしまいました! 重要だったのは、あなた方が - たとえ束の間のことだったとしても - 過去の日々の心配をすることなく、神性の中にいることはどのようなことかを感じたことだったのです。お分かりでしょうが、あなた方の過去の日々は、過ぎ去ってしまったのです。あなた方が過去の生として持っていたすべてのパーソナリティ、それらのすべての側面(aspects)は去ったのです。今や過去にいることには何の効果もなく、助けにもならないのです。人生の書は、あなた方も知っているように終わっているのです。その最終章はあなた方の手の中で書かれ、サインもされているのです。そして今度は、あなた方の新しい日々に向かうすべてのページはあなた方の創造によって埋められるよう開かれ、準備されているのです。

ああ、だから私達はここにいるのです! だから私達は新しいエネルギーの教室にいるのです。私達は、どのようにして新しいエネルギーにおける創造者、本物の創造者となるかについて、あなた方と話し、議論をし、ワークするためにここに来ています。原初のサークルにいたときのあなた方のような創造者ではなく、そうではなく、あなた方は新しい創造者達なのです。それはあなた方の人生のことだけではありません。あなた方に続くすべての人のことなのです。神性の時にいるというのは恐らくこれまでで最も難しいレッスンでしょう。でもカウルダーが私達に話しているように、二元性のゲームをするのは時には面白いのです。神性の時から抜け出ることは時には楽しいのです。二つの間で遊ぶのは面白いことなのです。

この日(2000年11月11日)、その意味も理解することなく人間達によって選ばれたクリムゾン・サークルの集いのこの日が何を表わすか知っていますか? このようなことを導き、助ける私達は確かに理解していました! これはまさにマヤ暦で「二元性の日」と呼ばれた日です - 1と1、それにもう一つ1と1、そして2です。これは、あなた方が地球の歴史を、あなた方の宇宙の歴史を、そして第二サークルの歴史を書き換えていなかったなら、非常に困難な日となるところでした。この日は、大変に困難で試練に満ちたあり方で二元性に満たされてきている予定であって、あなた方が1から2に変わったミレニアムの転換から11か月経っているであろう時でした。これは2の衝突、光と闇の衝突の日だと考えられていた日でした。

しかし友たちよ、それを今見て下さい。それを今見てご覧なさい。私達は笑っています。クスクス笑っています。一番最近のいくつかの出来事の中でさえ、何が起こってきたか見てご覧なさい。二元性があったのです。それは非常に強いもので、世界で一番の大国の一つである国の大統領の職に対して、それは僅かな得票数の問題になっています。私達が前回集まった時に、今まで、このごく最近の時まで、光と闇、プラスとマイナス、1とゼロのバランスは2/3から1/3の間にあったと話したことを憶えていますか? 2/3と1/3のバランスは、レッスンに、学習と理解にはふさわしいものでした。

私達があなた方のバランスの外れた、振動数のずれた音叉について話したときのことを憶えていますか? 音叉の二つの分枝は今に至るまであなた方の内側で1/3と2/3の振動バランスを持っていました。前回の話で、私達は、二つの分枝は再び互いに調和的バランスに戻りつつあることを今知るようお願いしました。まだ二つあるのですが、共鳴していたのです。かつてのように同調しない状態ではありませんでした。

友たちよ、あなた方の選挙を見てみなさい。それは1/3と2/3ではありません。ずれたバランスになってはいません。それは非常に注意深くバランスがとられたことから、ごく少ない得票数の問題になっています。これが新しいバランスなのです。前のように二つの陣営が互いに戦っているのではありません。二つの陣営はヴァイブレーション的にとても近く、共に調和し始めるほど近くにいるのです。あなた方の多くでさえ、それぞれの候補者達がどう違うのか分からないのです。彼等は似通った振動数でヴァイブレートしているのです。

友たちよ、今も、そしてこれからも二元性はあり続けていくでしょう。しかし、今日から以降はまた同じようにはなりません。特に、新しい地球のエネルギーの中に入った人達にとってはそうです。鏡の両面はあるかもしれませんが、戦ってはいません。彼らはお互いに大きな興味を持って見つめ合っています。どうして以前お互いに戦い合っていたのだろうと、不思議に思いながら互いに見つめ合っているのです。

あなた方は今、これをあなた方自身の人生で見ることになるでしょう。そう、二つの側面があるでしょう。あなた方のこの生涯では四つの側面が現れるかもしれませんが、それは全く別の議論になります。しかし、この二つの側面は、一緒に調和し始めています。これは先例のない出来事です。これはあなた方がミレニアムで、あるいはハーモニック・コンバージェンス(調和的収束)で経験したものより大きな障壁を突破しているのです。

これが「二元性の日」というものです。あなた方を、あなた方の人生を、あなた方が創造したものを見回してご覧なさい。たくさんの愛と豊かさと喜びに満たされています。あなた方が未だに困難にぶつかっていることを、私達は本当に知っています。でも、あなた方がどこにいるかを見てご覧なさい。あなた方がグループとしてどこにいるかを見てください。今、あなた方の地球が全体としてどこにいるかを見てください。二元性は、新しいエネルギーを持ち始めています。あなた方は目の前でそれを見ているのですが、しばしばそれに気付きもしないのです!(クスクス笑)

ここでしばらく時間をとります。カウルダーには沈黙をお願いしましょう。その間に、私達はここに入ってあなた方とハグし、あなた方に栄誉を与え、このサークルの中で最終的な融合を行います。それから今日のレッスンを続けます。私達があなた方と行う予定のクリエーター・シリーズの四つある区分のうち、第二番目のものです。今日のレッスンも第四であるのは面白くはありませんか? 皆さん、私達はしばらく時間をとり、この愛とこの栄誉をただ届けさせます。今日ここには、あなた方に感謝したいと、たくさんの、それはたくさんの者達が集まって来ています。カウルダーにはしばらく黙っていてもらいます。

(休止)

おお、このエネルギーを瓶に詰められたならと思います! 私達はそれを持ち帰り、この人間のグループが成し遂げたことを、他のすべての者達に見せてやることでしょう。あなた方が創り上げたのは愛の真髄(essence)です。それを他の者達に言うでしょう。たぶん彼らは、次の集いの時にあなた方に会いに来ることでしょう。

親愛なる友たちよ、遠い昔、でもとてもあなた方が思うかもしれないほど遠くではありませんが、あなた方は第一サークル、原初の創造の中にいました。あなた方は創造する天使達でした。ここで説明するのはちょっと難しいのですが、原初の創造の中には二元性の要素はなかったのです。あなた方は「ワンネス」によって創造しました。あなた方は全く新しい次元を創り出しました。深さと広さを創り、その間にあるすべてを創りました。あなた方は、「永遠なるひとつ(the Eternal One)」のエネルギーを用いて創造をするやり方の最高の理解を備えたパイオニア(先駆者)でした。あなた方はそれを楽しみ、遊び、経験を重ねたのです。そして神は、あなた方が神の創造の中で遊ぶのを見守るのが好きでした。神は、あなた方が原初のサークルの中で遊ぶのを見る時、笑っていました。あなた方はスピリットに大いなる喜びをもたらしました。あなた方は非常に創造性がありました。創造に次ぐ創造を続けて、これについての新しい水準にまで達したのです。

ここで理解するのは難しいのですが、親愛なる友たちよ、あなた方はそのような表現と情熱 - 今もなおあなた方の内にある情熱 - と共に、また文字通り創造の端まで行ったという手腕と共に創造したのです。あなた方にとって、これまで教えられてきたことは理解しにくく、ひょっとしたら難題でさえあるということを私達は知っています。

しかしあなた方は創造の端まで行ったのです。そこに達した時にガラガラという音がしました。(ちょうどほぼその時、会場の受付台がこわれた。)あなた方が創造の端に達した時、友たちよ、あなた方もスピリットもそれまでに経験したことのないことが起こりました。それは、ワンネスから二元性への移行でした。あなた方はその周辺にいて、そのときはまだ人間の形態をとってはいませんでした。あなた方はライトボディ(光の体)と呼ぶであろうものの中にいたのです。あなた方は変化を感じ始めました。何か尋常でない、とても心地悪いものを感じ始めました。

これが二元性でした。あなた方は第一サークルの端で創造し、体験し続けました。そして友たちよ、これは実に試練に満ち、困難な時でした。これは、あなた方がスピリットと切り離されたと初めて感じたところであり、もはや単一の調和がなくなるどころか、対立する二元性があると初めて感じた時でした。これはすべてあなた方が選んだ体験の一部でした。この中には何の誤りもありませんでした。あなた方がそこでしていたことに何の誤りもなかったのです。

あなた方は不信のようなものを感じ始めました。怒りや憎しみのようなものを体験し始めました。このようなことをそれまで知らなかったので、それらのどれも正しいともふさわしいことだとも感じられませんでした。あなた方は変化していました。変容していました。あなた方は繭を経て、諺にでてくる蝶になっていく毛虫だったのです。第一サークルを去りながら、ひとつでなく、二つ(二元性)を体験していたのです。

第一サークルの端のこの地帯の中は、あなた方の魂がそれまでに経験した中で最もトラウマ的で困難ないくつかのことを体験したところです。もし、地獄がどんなものかという理解があったとしたら、それはそこにありました。もし、真の戦争や戦いがあったとすれば、それはそこにありました。そして、これはあなた方を深く傷つけてしまいました。そこにいたあなたや他の人達がそれまでに一度も感じたり、経験したりしたことのないことでした。そこには不調和があり、ある程度の範囲でエネルギーの崩壊が起きました。

しかし皆さん、このどれも間違いではなかったことをわかってください。そこには、あなた方が探検者となり、それまで未踏の地であった創造の領域に出かけていくというスピリットとの同意があったのです。あなた方は何か新しいことを学ぶと思われていましたが、あなた方の誰も、あなた方もスピリットも、また私達の誰もが、それがどんなものになるか知りませんでした。今それは二元性と呼ばれています。この裏には非常に大きいエネルギーがあり、ここに非常に多くの集中があり、大いなるすべて(All That Is)の端でのこの体験の中には非常に多くの激しさがあったので、それはあなた方を第二サークル、第二の創造と呼ばれる新しい場所の中に、文字通りあなた方を勢いよく飛ばしてしまったのです。それはあなた方を毛虫から、繭を経てここ地球にまで連れてきたのです。

さて、ここにはあなた方が疑問に思われるたくさんの物理学がありますが、私達は将来のこのようなセッションでお話をするつもりです。しかし友たちよ、地球に来る前に、第二サークルを創る前に、あなた方はとても困難な経験を経てきたのです。あなた方はここ地球にやって来て、それから生涯に次ぐ生涯を歩み始めたのです。

前にもお話ししましたが、このカルマという考え方が私達はあまり好きではなく、その言葉を使いたくありません。それはカルマではありません。ではなんでしょう、皆さん? 第一サークルの端であなた方が経験したすべて、出来事のすべてを、地球上で相似する(parallel)体験を持つことによって、あなた方は今理解しようと、定義づけ、結束させ、対処しようとしています。

分離: あなた方は地球にやって来る前に創造の端で何が起こったかを理解する助けとなるよう分離の体験という経験をしています。
痛み: あなた方は第一の創造を去る前にその地帯で何が起こったかを理解し、定義する助けとなるよう、この地球で痛みという体験を見つけています。
不均衡: あなた方は創造の端で何が起こったのかを理解する助けとなるよう、他の人々との間の人間としての体験、例えば感情面での不均衡の体験を見つけています。

私達の言っていることがお分かりですか? あなた方がこの地球で間違ってしたことは何もないのです! あなた方はずっと昔に - でもそう前のことではありませんが - 起こったことを理解するのを助け、またスピリットが理解するのを助けるための体験を選んできたのです。あなた方は地球と二元性の要素、二元性の物理学を使っています。あなた方とスピリットの理解を助けるために質量と物質を使っています。第一サークルの端での体験を理解し、再び体験するのを助けるために肉体を使っています。あなた方の地球での体験は原初の創造での体験に関係しているのです。あなた方は今、より深い理解と定義のために二元性と物質の中でそれらを演じているのです。それはカルマについてのものではなく、むしろ別の時に別の場所で起きたことの再上演についてのものなのです。

テイラーという名前の天使がいました。彼女は地球で何回も何回もの生涯を送りました。ある生涯では、貪欲な王国の戦士でした。彼女はその政策には何の関心も持たず、ただ戦士になりたかったのです。血と戦いを経験したいと望み、二元性と怒りを経験したかったのです。彼女は自分の魂にこれらの体験をもたらし、それらはそこに長く長く留まりました。

そして次の生涯では、彼女は子供や夫にはあまりいいとはいえない母親でした。彼女はよその男達との交際を楽しみ、自分の家族と離れているのを楽しみました。彼女にはこれが罪の意識となり、それは彼女に重くのしかかりました。それでも彼女はそれを続け、その中で子供達には多くの痛みと困難を引き起こし、また夫は自殺し、去るという事態を引き起こしました。このことは彼女の魂に記憶され、後まで携えられ、それから彼女の人生の書に記されたのでした。

またもう一つの生涯で、彼女は骨の折れる仕事の店を経営する実業家でした。テイラーは、若者や貧しい人々を安い労働力として利用しました。テイラーは彼らのことをあまり気遣うことなく、財布や富が彼女のただ一つの関心事でした。テイラーはこの富を他の人々と分かち合うことはありませんでした。慈善を行うことはなどせず、ただひたすらに自分だけに与え、また富を得ることで彼女の不滅性に対する記念碑を築きたいと思っていました。そしてこのことは彼女自身の存在と魂に重くのしかかりましたが、気にすることなく前に進みました。

この生涯では、彼女は虐待を加える両親を持ちました。十代の初めには彼女はアルコール中毒になり、その後も毎日飲み続けて、我々からはとても理解しがたいほど低いレベルまでヴァイブレーションを下げていきました。彼女は酒を飲み、闇の中に入っていきました。彼女のヴァイブレーションは下げられ、愛が何かも忘れてしまいました。そのような幸福な生活を過ごさなかったのです。両親を非難し、一緒に働いた人達を非難しました。飲酒は彼女の健康の問題を引き起こし、それは彼女の内側でさらに辛さを創り出しました。

テイラーはもう飲むのをやめて今クリムゾン・サークルにいます。というのは、途中で霊感を受けた本を読んだからです。彼女はこのような感じの会合に出て、他の人達に助けの手を差し伸べてもらいました。彼女は他の人達に、自分を抱き締め、愛していると言ってもらいました。彼女は、自分の本質の中にあるすべてのこのような罪悪感は解き放たれ、手放される必要があると理解することを、時間をとって教えてくれる人達を得ました。

皆さんおわかりですね。私達がこの日テイラーの物語を話すのは、あなた方それぞれの理解を助けるためなのです。これは実際、本当の話なのです。私達は、あなた方の人生の中で、またあなた方が通り過ぎる他の人々の人生の中で見ることが、そして、あなた方自身の目で見ることが、またすべての人々の目で見ることがとても重要なものを理解するのを助けようと、このテイラーの話をしているのです。ご承知のように、テイラーがこの困難な諸生涯を選んだのです。彼女はずっと前にこれらを選んだのです。彼女は、スピリットが最低の深さまで行く誰かを必要としていたことを知っていたのです。

誰かが二元性のこの大プールに飛び込み、その最低の部分、最深の部分を探らなければならなかったのです。おお、つま先をちょっとだけ浸して、「私は光に満たされている。なぜなら、私は沈まないから。それに私は日の光を集め、収集している。だから私は特別なのだ。」と言う者になることは容易なのです。あなた方が試練の道をとった時には、親愛なる友たちよ、それは難しいのです。あなた方がアルコール中毒になるのに同意したとき、悪夢の中でも一番の悪夢を持つことに同意したとき、最も困難な試練を持つことに同意したとき、あなた方は深く飛び込んでいるのです。

そうしてあなた方は、これはまさにカルマだと思ったのです。自分自身に負債を返済しているのだと思いました。親愛なる友たちよ、自分自身に負債を返済するなど、とても論理的とは思えません。私達のすべてから深く愛されているあなた方や他のテイラーのような人達は、ファミリーであり、シャーンブラであり・・・光と闇の深さを探検するのを助けようと、自分の諸生涯の中で困難な体験をすることを選んだのです。あなた方はこれらのことを行って、多くのことを奉仕してきました。あなた方は第一サークルの端からのたくさんのエネルギー的経験を再演するのを助けました。そしてそうすることで、スピリットが新しいことを本当に理解するのを助けました。

私達は、これはたくさんの疑問を、理論的な疑問を引き起こすことを知っています。例えば、「私はスピリットを本当に助けるということで他の人を殺すことは正しいのか?」のような疑問です。親愛なる友たちよ、このグループにいる人達、またこれを読んでおられる人達は、今の時点でこれをする気になることは決してないでしょう。そのことについては過去においてもう充分にやってきました。あなた方のしてきたことについて、自分自身を称えてください。あなた方が歩んだ困難な道について自分自身を称えてください。そして特に、他の人の目を見て、ひょっとしてあなた方が自分の目の中に今見える光が見えない時、その時は、彼らが未だに二元性と呼ばれるこの壮大なものを探検する助けをしているということを思い出してください。それには二つの面、光と闇、ポジティブとネガティブがあるのです。誰かがその両方の深みを探求しなくてはならないのです。

今、あなたの子供のことを考え、そして彼らが経験している困難を考えている方達よ: 彼らが何を本当にしているのかを理解してあげてください。あなた方が理解できるなら、それが思いやりなのです。親愛なる友たちよ、あなた方がこの地球上で経験していることは、創造の端であなた方が経験したことを理解し、定義する助けをすることなのです。そしてあなた方はそれを立派にやり遂げました。

前にも述べましたが、あなた方が今見ている夢の多く、あなた方の生活の中の恐怖や悪夢の多くは、この生涯に関わるものではありません。それらは他の諸生涯(訳注:過去生)にさえも関係していません。これらの恐怖はどこから来ているのか、あなた方は訝っています。親愛なる友たちよ、今あなた方にやって来ているものの多くは、あなた方が第一サークルを去る前に経験したことに関わっているのです。私達が第二の創造と呼んだものの織物を創り出す助けとするために、あなた方はこれをもう一つの方法 - 夢の中 - で経験しているのです。これがあなた方の宇宙、あなた方の地球、大いなるすべて(All That Is)の拡張なのです。

さてテイラーは途中で飲酒を止め、彼女の内に神性があるということを学ぶようになりましたが、それは大方が心理学的なものでした。彼女はそれをあまりハートでわかることができませんでした。というのは、彼女はなお罪悪感を持っていたからです。彼女が第一の創造を離れたことについての罪悪感をまだ持っていたのを知っていますか? そしてそれから彼女がこのように困難な多くの生涯と多くの体験を選んだことに、罪悪感を持ちました。彼女は、この蝶が繭から抜け出て姿を現すように、新しい叡智を持ち始めるようになりました。

テイラーはなおも人生の中で問題を抱えていました。なおも試練に遭遇していたのです。それで彼女はクリムゾン・サークルから出ているたくさんの読み物を読みました。彼女はすべてのものをどのようにして受け入れるのかわかり始めていました。彼女にとって非常に難しいことであったにもかかわらず、どうしたら自らの人間の自己を受け入れるのかわかり始めていました。彼女は自分の人間の部分は何か恥ずべきもののように感じていました。彼女が人間であることは神聖であり、それは宇宙に非常に多くの貢献をしているということが、まだわかっていなかったのです。テイラーは、それは難しく、ごくまれに、そしてごくたまにでしたが、神性の時の中に立ち始めました。そのうち日々神性の中に立つ時間を持つようになりました。それはとても暖かで黄金色に輝いているように感じられたので、彼女は大好きになりました。でも次に、彼女の罪悪感が彼女を打ちのめしたのでした。彼女は、自分はこの神性の時に値しないと感じ、それは消えてしまったのでした。

しかしテイラーは一心に学び成長したいと思い、お金や人間関係、健康、自分自身に対する信頼のことなど、人生の試練に立ち向かい続けました。これらのものはとても困難で、スピリットに向かって呪ったこともありました。彼女の人生にそれが大きな違いをもたらしているとは見えなかったので、この新しいエネルギーの地球のものから歩き去ろうと言ったこともありました。「これはぜんぶただの言葉に過ぎないわ。これはこの地球の他の人達が信じている違うことについての違う言葉のようだわ。みんなただ言葉ばかり。ただのおしゃぶりじゃないの。」と言ったこともありました。ひどい欲求不満に陥るときもありました。

彼女は人生の中でとても深く信じたいと思う地点にやって来ていました。次の段階に進みたいと思っていましたが、どうすればいいのかわかりませんでした。それでとても混乱し、当惑し、うろたえたのですが、何よりもとても裏切られたように感じました。そのため、ある晩、床にただ崩れ落ち、すすり泣き始めながらこう言いました。「私はもうこれ以上先に進めません。スピリットよ、私はどうしたらいいのかわかりません。私はあなたに導きを求めました。自分の天使達に訴えました。ガイド達にも助けを求めました。でも私は、どうしたらよいのかわかりません。」 さて、テイラーは、スピリットはそれをあなた方に代わってすることはできない、そしてあなた方のガイド達は去ってしまっているというところをよく読んでいなかったのです。(クスクス笑)

現れ出ようとしているものが、彼女に話しかけようとしているものが彼女の内側にありました。しかしそれは彼女が自らの神性の時から出てしまっている時には不可能だったのです。彼女がこのようなことすべてについて心配している時には不可能だったのです。しかし彼女が泣き崩れた時、何かが起こりました。何かが現れました。外からではなく、内側から聞こえる声みたいでした。それは現れ、彼女と話しました。それはこう言いました。「私はグレース(神の恵み)である。お前の内にある神聖なるグレースである。私がすべてのものを扱おう。私がすべてのもののバランスをとろう。私がすべてのものを解決しよう。しかし、私はお前の内からやって来ているのであり、私の名前はグレースである。」

彼女は自らの存在の内側からやって来るこの神聖なグレースのエネルギーを感じながら、長い間そこに横たわっていました。そしてなぜかそれは正しく感じられました。彼女は、自分自身や自分の問題を、自分が知らない、あるいはわからない何かのエンティティや何かの神の像に引渡しはしませんでした。彼女は内から現れてきたグレースにそれを引き渡しました。その日以来、彼女はわかり始めました。グレースの力がわかり始めました。

そしてそれについて私達は今夜お話するのです。あなた方の内にあるグレースのことです。しかしその前に、わかっていただきたい点があります。今夜、先に、ウィンド氏(ウィンド・ヒューズ、クリムゾン・サークルの集まりのゲストスピーカー)に同調する人が、あなた方とグレースについて、またグレースからの失落とそれに付随する概念について議論したことは、偶然でも間違いでもなかったということです。一週間ほど前に部屋にいるカウルダーを起こして、「私達は今夜、グレースについて話しに来ました」と言ったのは間違いではありませんでした。彼は、「何ですって? 私はわかりません」と言いました。私達は長いこと話し合い、今夜このことを持ち出すつもりだと彼に言ったのです。

私達は彼に、今夜あなた方に提供する予定のエクササイズを与えました。親愛なる友たちよ、あなた方の本が言っていることや、他の教師達が言っていることとはまったく違っていることをわかってください。グレースからの失落は決してありませんでした。天国から追放されたルシファー(魔王)は決していませんでした。これらはすべて隠喩なのです。あなた方は創造のまさに端を経験しました。あなた方は前には決してしたことがなかったことを経験しました。そしてそれは二元性と呼ばれました。それはあなた方を第二の創造の中に送り出しました。あなた方を創造の限界点を超えて送り出すために必要なエネルギーがありました。この二元性、この軋轢があなた方を地球と呼ばれる第二の創造まで、今あなた方がいるところまで弾き飛ばすエネルギーを創り出しました。それはまるで非常に多量の力によって爆発するロケットのパワーのような感じだったため、それは、あなた方がどこから来たのか忘れさせてしまいました。しかしグレースからの失落はありませんでした。私達はそれを、1から2に進むステップだと見ているのです。スピリットと、そしてあなた方の後ろからついていく私達全員への愛の中でとられたステップだと見ているのです。

さてこのグレースについてですが、私達はここでもちろんあなた方の許しを得てエクササイズにお連れします。どうか楽な姿勢をとって、あなた方自身を調整してください。

さあ、あなた方の許可を得た上で、今日ここに集まった者達は、あなた方と並んであなた方の新しい家の中を歩き回ります。あなた方は近頃そこにあまり行っていませんからね!(クスクス笑) もっとそこで過ごす時です。それはいいところです。あなた方は町をかけ回って忙しくて、新しい家ではろくに過ごしてはいませんよ!

そこで、今そこに戻ろうではありませんか。あなた方の横にいる天使達と一緒にそこに戻ってみようではありませんか。彼らもとてもあなた方の新しい場所を見たがっているのですから。中に歩み入りましょう。そして前にも言ったとおり、皆さん、ここからとても近いところにあるのです。あなた方が壁を創り、その空間を創り、そのエネルギーを創ったのですから。さあ、あなた方の新しい家の中を歩いてみましょう。

キッチンに入りましょう。あなた方の新しい家のキッチンの中に歩いていきましょう。私達は、あなた方の多くがここにキッチンを持っていたのを知りさえしなかったことがわかります!(クスクス笑) ぜんぜんここを使ってはいませんね! でもここは、あなた方が造ったとても広い場所なのです。こんどは、あなた方はここでもっと過ごすようになるでしょう。さて、あなた方の新しい家のキッチンには、その真ん中にとても大きく、とても美しい、床から天井まで達する(一部のケースではとても高い可能性があります)・・・そこには大きな扉窓のついた非常に大きなオーブン(炉)があります。その扉の上の方には一種のちらちら光る金色の文字で、「グレースのオーブン」と読める銘刻があります。

「グレースのオーブン」、皆さん、これは象徴であり、それはまたあなた方自身のグレースのエネルギーのための現実でもあるのです。あなた方それぞれに、他の人々には関係ないあなた自身の個人生活の中の困難な状況のことを考えてみるようお願いします。豊かさのことであれ、全般的な恐怖感のことであれ、健康問題や孤独感に関することであれ・・・あなた独自の状況です。ここでしばらく時間をとって、あなたに対して最近試練となっている状況について考え、そしてその状況を象徴するものについて考えてみるようお願いします。もしそれが豊かさだったら、その象徴はあなた方の財布か小切手帳かもしれません。それが健康に関することであったら、その象徴はあなたの写真かスナップショットかもしれません。今、その困難な状況を表す象徴について考えてみてください。

そう、ここで私達が何をしようとしているか、あなた方の多くは既に知っておられます。その大きな美しいガラスの扉と、床から天井までのメカニクス(機構)のついたグレースのオーブンに近づいてみてください。あなた方にお願いします。このあなたの試練を象徴するものをそのオーブンに入れてください。その中に入れてください - そう - その棚の上に。

その象徴をそこに入れたら、グレースのオーブンの扉を閉めてください。何も言わず、何も意図せず、何の言葉もなく、この裏に何のエネルギーも持たず、祈りも言わないでください。さて次に左の方を見上げてください。そうしたらボタンが一つ見えるでしょう。あなたのグレースのオーブンにあるたった一つのボタンです。それは「スタート!」と言います。どうぞスタートボタンを押すようお願いします。

さて、これ - あなた方が抱えているこの困難な状況 - が「グレースのオーブン」で調理されている間に、このツールについていくつかお話しましょう。まず、あなたが最初にこのグレースのツールとあなたの人生でワークし始める時、それを自分自身のためだけに使ってください。それを自分自身の個人的な状況のためだけに使ってください。後になって、でもあまりすぐにではありませんが、あなた方は他の人々に、彼らの状況の中で適切に使うことができるようになるでしょう。でも今のところは、これはあなただけのためのものです。あなた自身の人生の中で自らが抱えているどんな課題でも構いません。もしあなた方が子供に関すること、夫あるいは妻に関することで心配しているなら、この中に彼らのエネルギーを入れるのは適当な時ではありません。あくまでもあなた自身に関することだけです。

また、一度に一つの課題、一つの試練、ひとつのコンセプトだけ入れるようお願いします。あなた方の何人かが、そこに全部投げ込もうとしていたのを私達は見ましたよ!(聴衆 笑) あなた方がグレースのオーブンを使うのを学ぶ間は、一度に一つの課題だけです。またこれをあなた方の時間で24時間オーブンに入れておくように願います。24時間です。そしてその時間が終わったら、忘れずにこれを取り出してください! その課題の調理が終わったとき・・・あなたの神聖なグレースのエネルギーに晒されるのが終わったとき、それからあなたは別のものを入れることができるのです。ですが、一度に一つずつ、そして24時間待ち、それから取り出すのですよ。

さて、このコンセプトはシンプルで - ひょっとしたら陳腐でさえあるかもしれませんが - 私達は今、ここの中には偉大なパワーがあるとお伝えします。なぜなら、「地球の新しいスピリチュアルエネルギーの教室」の中で、レッスン4は「グレースの中で創造する」ということだからです。レッスン4は、グレースの中で創造することなのです。このオーブンの象徴は、あなた方の内からやって来る神聖なグレースとどうワークするかをあなた方が理解するのを助けるために、今日あなた方に与えられました。このグレースのオーブンの中に課題を入れたとき、何が起きるかあなた方は身をもって体験するでしょう。

テイラーの話に戻らせてください。彼女は財布をオーブンの中に入れました。というのは、それがその当時彼女が苦闘していた豊かさの課題を表していたからです。何の予定(agenda)も持たずに、オーブンの中に入れました。予定を持たずにということ、皆さんこれがわかりますか? おお、私達はあなた方が祈ることに慣れ親しんできたことを知っています。あなた方が呪文を唱えることや意図や予定に慣れ親しんできたことを知っています。これらのものはこれまでよいことで、愛に満ち、あなた方をこの地点にまで運んできてくれました。しかし友たちよ、今私達は新しいところに行こうとしているのです。「グレースのオーブン」の中では意図は要りません。それはひとりでに処理してくれるのです。

テイラーが何の予定も持たず、何も求めることなく財布をここ(グレースのオーブン)に入れたとき、何が起こったかわかりますか? 彼女の「グレースのオーブン」は、二元性の深いハーモニーが、新しい、祝福されたエネルギーを創り出すのを可能にさせたのです。彼女の「グレースのオーブン」は、彼女の経済的状況にバランスをもたらしました。豊かさのエネルギーを、彼女の人生の中に適切でバランスのとれた形でもたらしたのです。

さて、テイラーにとって、このすべてを彼女のマインド(頭)の中で創り出そうとしてきたことは、困難なことだったでしょう。それは食べ物を食べて、それがあなたの肉体によってどう処理されるかを精神的にコントロールするようなものなのです。あなた方はただ食べ物を食べ、そのままにさせるのです。それが「消化グレース」です。(クスクス笑) そして同じように、親愛なる友たちよ、あなた方が「グレースのオーブン」に何かをいれた時は、それがひとりでに処理してくれるのです。自然のバランスがあるのです。この新しいエネルギーの中で起こる、自然な達成があるのです。

テイラーが財布を「グレースのオーブン」の中に入れて、それを一晩調理させてから一週間ほどたったころ、彼女は仕事を失いました。わかりませんか!?(クスクス笑) 彼女は何が起こっているのか気を揉んでいました。あなた方の幾人かもそうするかもしれないように。しかし、彼女はまたグレースを信頼していました。彼女は、自分の仕事が、実に自分の豊かさにとって妨げになっていたことを知っていました。それが彼女を束縛され、制限されたままにしていたのです。それは、もはや適切でない他の体験を彼女のためにもたらしました。そしてそれがもたらしたそれらの体験の一つが豊かさの制限だったのです。それで彼女が自分の財布をグレースのオーブンの中に置いたとき、しっかりとそれは彼女の仕事を変えたのでした。

仕事を失ったことが最初は恐れを彼女にもたらしていた間、テイラーはその恐れをグレースのオーブンに入れました。彼女は、彼女が通り抜けていた自分自身の恐れをグレースに処理させました。彼女が次々と新しい状況にこれを行ったとき、神聖なグレースに適切なバランスと解決を見つけるようにさせました。

親愛なる友たちよ、テイラーは自分自身を信頼することを学んだのです。彼女は自分の問題を天使やガイド、あるいはスピリットに引き渡してはいませんでした。彼女は、自分自身の存在の内での達成を受け入れていました。そして本当にこのレッスン4、「グレースの中で創造する」の中で、あなた方もまた、今、あなたの内に存在するグレースの美しさ、その流れ、バランス、そして愛を学び取ることでしょう。今まであなた方は、自らの神聖なグレースを信頼していませんでした。また、地球のエネルギーもこの時点まではこのエネルギーを真に活用するのにふさわしくはなかったのです。しかし今や、それはあなた方のものなのです。

私達は、前にこの新しいツールとワークしなさいと言いました。私達にできるのは、あなた方に私達の洞察力と叡智をもたらすことだけです。あなた方自身のグループの意識を映し返すことができるだけなのですが、あなた方はこのワークをやらなければなりません。あなた方の試練の状況をとりあげて、「グレースのオーブン」の中に入れてください。そして、そうです、今やってきた質問に関しては、それに対する解決策が見つからなかったら、繰り返してその状況をオーブンの中にいれることができますし、まだ心配なら何度も何度もそれをそこに入れることもできるのです。もしテイラーが自分の豊かさの課題に関して心配する必要があるなら、日を改めて再び財布を入れることができたのです。しかしお話ししたように、一日に一つの課題だけです。

新しいエネルギーの中での応用創造のための土台となるレッスン4は、「グレースの中で創造する」ことです。私達がもっとダイナミックなステップに移ることができるようになる前に、あなた方はまずグレースの中での創造の方法を理解し、学ばなければならないのです。繰り返し申しますが、今のところ、あなた方自身のためだけに、この「グレースのオーブン」を使うよう注意しておきます。将来このような集まりでは、集団の状況や家族の状況に影響を与えることについてお話ししますが、今のところは、あなただけの中で使ってください。これは - そしてもしあなた方がこれを使うことを選択するならあなた方はこれが真実だということを見出すでしょうが - 非常に非常にパワフルなツールなのです。私達は物語の中で、オーブンの隠喩の中でここに提供しましたが、これはあなた方の人生にバランスと解決をもたらしてくれる実用的な手段なのです。

レッスン4: 「グレースの中で創造する」 さて皆さん、このレッスンについて今日はもうこれ以上あまりお話しすべきことはありません。それはきわめてシンプルです。すべてのあなた方が、すぐそれを使い始めるためのツールを持っているのです。それはとてもパワフルです。

これらとともに、将来のレッスンではどこに行くのかとお聞きですね? 新しいエネルギーの中の真の創造者となるために、あなた方自身の人生の創造者となるために、新しい地球の新しいエネルギー・テンプレートの創造者となるために、私達はあなた方とワークしていきます。それはあなた方についてだけのことではありません。それは新しいエネルギーのタペストリー(つづれ織り)の織物を創り出すことについてなのです。あなた方がしているまさにそのワーク、これからあなた方が経験するレッスンは、すべてこの新しいタペストリーを創り出すことに関係しているのです。

さて、あなた方の人生に試練がやって来たときにこう言わないでください。「おお、スピリットよ、なぜあなたはこれを今私にもたらすのですか?」 あなた自身がそれを持ち込んだことを、そしてそれを地球の新しいエネルギーの織物を創り出すために、愛の精神で持ち込んだということを自分自身に思い出させてください。

親愛なる友たちよ、私達はあなた方を計り知れないほど愛しています。これらの集会を通して、なぜあなた方がこの「地球」にそもそもやって来たのかの理解をもたらしています。なぜあなた方がこの「地球」を選んだのか、なぜ苦闘を選んだのか、その理由もお伝えしています。そしてこれはすべて、スピリットへの善と奉仕の中で行われたというメッセージもお伝えしています。あなた方がしてきたことのうち、適切ではなかったこと、間違っていたことは一つもありません。この叡智をあなた方はわかり始めています。あなた方は自分自身を深く捧げてきました。今回、もう一度身を捧げました。あなた方は「故郷」に帰ることを選びませんでした。その代わり、この新しいエネルギーの開拓者となることを選びました。ですから私達はあなた方を深く愛しているのです。ですからあなた方は決して一人きりではありません。

And so it is.(そしてそういうことなのです。)



© Rakuten Group, Inc.